おすすめの仮想通貨取引所比較9選!選定時のポイントや注意点を徹底解説!

仮想通貨トレードは、昨今高い注目を集めています。まだまだ法定通貨ほどの地位は確立されていませんが、普段の生活でも仮想通貨で支払いできるケースが増えてきています

仮想通貨トレードを楽しみたい場合、仮想通貨取引所に口座開設しなければなりません。仮想通貨取引所が続々と誕生する中で、自分にとって最適な取引所を選定して利用する必要があります。

では、仮想通貨取引所はどのような観点で選定すれば良いのでしょうか。この記事では、仮想通貨取引所を選定する際のポイントや注意点を解説すると同時に、おすすめの仮想通貨取引所を紹介します。

おすすめの仮想通貨取引所比較9選!

仮想通貨に注目が集まる中で、数多くの仮想通貨取引所が誕生しました。そのなかで、特におすすめしたい仮想通貨取引所として、以下9つのサービスがあります。

  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • Coincheck(コインチェック)
  • GMOコイン
  • bitbank(ビットバンク)
  • DMMBitcoin
  • SBIVCトレード
  • LINEBITMAX
  • BITPoint(ビットポイント)
  • マネックスビットコイン

各取引所のおすすめポイントについて、詳しく見ていきましょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)

引用:bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)は、日本のみならず世界でライセンスを取得している、グローバルな仮想通貨取引所です。日本で最も多くの仮想通貨取引がされている取引所として有名であり、知名度は抜群です。

登録から取引まで最短即日で可能となっているので、すぐ仮想通貨取引を始めたい人に向いています。また、bitFlyer(ビットフライヤー)は以下の企業が出資しており、信頼感があります。

  • みずほキャピタル
  • SMBCベンチャーキャピタル
  • 第一生命
  • 三菱UFJキャピタル

さらに、bitFlyer(ビットフライヤー)ではレバレッジ取引も可能です。レバレッジは2倍と決して高くありませんが、少ない資金でもトレードできる点が魅力的です。

仮想通貨トレードでは、いかにセキュリティ対策が万全であるかも気になります。その点で、bitFlyer(ビットフライヤー)はネットワークの暗号化やSSLサーバ証明書といった対策を施し、安心して利用できる環境が整っています

他にも、bitFlyer(ビットフライヤー)では100円からトレードできるので、少額から投資を始めたい方にもおすすめです。Tポイントをビットコインに交換できるサービスもあるので、貯めたTポイントを手元に投資を始めるのも良いでしょう。

Coincheck(コインチェック)

引用:Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は、レジュプレス株式会社が運営しているサービスです。レジュプレス株式会社は2012年8月に設立されて、2014年8月からCoincheck(コインチェック)のサービスをスタートさせるなど、いち早く取引所を開設したことで有名です。

Coincheck(コインチェック)では、以下の仮想通貨を取り扱っています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • リスク(LSK)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エイジコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)
  • サンド(SAND)
  • ポルカドット(DOT)

日本の仮想通貨取引所としては仮想通貨の取扱数が圧倒的に多く、アルトコインが多い点も魅力的です。また、Coincheck(コインチェック)は取引画面がシンプルでトレードしやすい点も評価できます。

専用アプリも用意されており、ユーザビリティを考えたシンプルなデザインで、直感的な操作でトレードできます。また、Coincheck(コインチェック)はメールアドレスを入力するだけでアカウント作成できる点も人気のポイントです。

GMOコイン

引用:GMOコイン

GMOコインは、2017年に金融庁より暗号資産交換業者として登録されており、信頼性が高いサービスです。東証一部上場企業であるGMOインターネットグループが運営しており、FXでも実績のある会社が運営している安心感もあります

GMOコインでは、8種類の仮想通貨を取引所と販売所の両方でトレードできる点が魅力的です。通常、片方しか対応していないケースが多い中で、GMOコインでは取引所と販売所両方に対応している点が評価されています。

また、販売所では22種類の仮想通貨を購入可能です。GMOコインはセキュリティ対策も万全で、安心して資金を預けられるというメリットもあります。資金管理についても、顧客資産の分別管理に対応しておりいざという時も安心です。

GMOコインでは、手数料が無料という点も評価されているポイントです。入金、出金、送金、取引のすべてが無料で行えるので、資金を移動させる際にお得感があります。実際のトレードについても、アルトコインもレバレッジトレードできるので、大きな利益を出せるチャンスがある点も評価できます。

bitbank(ビットバンク)

引用:bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は、24銘柄と圧倒的に取り扱い数が多い仮想通貨取引所として有名です。アルトコインも多いため、今後価値が上がる銘柄をターゲットにしてトレードすると、大きな利益を上げるチャンスがあります。

bitbank(ビットバンク)では、シンプルで操作しやすいインターフェースを採用している点も評価できます。特に初心者にとって、操作に慣れるまで時間がかかるだけならまだしも、利用を断念するケースもありますが、bitbank(ビットバンク)はその心配は不要です。

bitbank(ビットバンク)では、頻繁にキャンペーンを開催している点も魅力的です。例えば、口座開設して10,000円以上入金するだけで、現金1,000円がキャッシュバックされるなどのキャンペーンをおこなっています。

また、取引手数料が還元されるキャンペーンもあるので、有効活用できます。さらに、bitbank(ビットバンク)では60種類以上のテクニカル分析ツールを利用できる点も人気です。

これにより、初心者だけでなくプロトレーダーにとっても本格的な分析が可能となり、トレードに活かせます。

DMMBitcoin

引用:DMMBitcoin

DMMBitcoinは、シンプルで使いやすいスマートフォン向けアプリが人気のサービスです。アプリを使ってトレードすれば、場所を問わずいつでも気軽にトレードできる点が評価されています。

DMMBitcoinは販売所の機能もあるので、選択肢が豊富です。レバレッジは2倍に設定されているので、少額トレードしたい人にも向いています

実際のトレードも、ビットコインの場合は最小注文単位は0.0001BTCであるため、約100円からビットコインを購入可能です。なるべくリスクをかけずにトレードしたい場合や、初心者がトレードを学ぶ意味で取引したい場合に向いています。

DMMBitcoinは、各種手数料も無料に設定されているので、お得感も強いです。また、DMMBitcoinはDMMグループが運営しており、セキュリティ対策も万全です。

コールドウォレットを採用しており、ログイン時には顔認証も選定できるので本人しか操作できないように設定できます。困ったときのサポート体制も充実しており、LINEでも問い合わせ可能です。

SBIVCトレード

引用:SBIVCトレード

SBIVCトレードは、各種手数料が無料で、取引手数料も販売所は無料、取引所の場合はMaker -0.01%、Taker 0.05%の条件でトレードできる取引所です。頻繁にトレードする人にとって、取引手数料はとても気になるポイントですが、トレード時のコストが抑えられる点は評価できます。

セキュリティ対策も万全で、コールドウォレットで保管すると同時に、マルチシグネチャアドレスに対応しており、1つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てています。

他にも、フィッシング対策の強化として、世界統一の厳格な審査基準で発行されている、EV SSL証明を採用している点も特徴的です。これにより、大切な資金を安心して預けてトレードできます。

SBIVCトレードは専用アプリやツールも充実しており、VCTRADE webは上級者向けのPC版取引ツールとして、プロトレーダーに愛用されています。中でも、容易にカスタマイズ可能で本格的なチャート分析ができる点が魅力的です。

さらに、SBIVCトレードでは自動積み立て機能があり、最小500円から指定のスパンで入金して積み立てる事が可能です。

LINEBITMAX

引用:LINEBITMAX

LINEBITMAXは、取引可能銘柄は6種類と少ないものの、ビットコインやイーサリアムなどの主要な銘柄でトレード可能です。LINEBITMAXでは、頻繁にキャンペーンを開催しており、新規ユーザーだけでなく既存トレーダーにとってもお得感があります。

LINEBITMAXはLINEグループのサービスですが、会員登録する際に基本情報を入力した後、LINEアカウントがあればかんたんに本人確認が可能です。少しでも早くトレードを開始したい場合、LINEBITMAXは有力な選択肢の1つとなります。

また、LINEBITMAXならではの特徴的なサービスとして、仮想通貨の貸し出しサービスがあります。レンディングと呼ばれる方法で、自分で保有している仮想通貨をLINEBITMAXに貸し出せば、利息を得られるサービスです。

現時点では新規貸し出し受付は停止中ですが、再開が望まれている状況です。LINEBITMAXでは、LINE Payと連携でき、入出金手数料を安く抑えることができます。

LINEBITMAXでは、専用アプリをインストールする必要はなく、LINEアプリからスムーズにアクセスしてトレードが可能です。

BITPoint(ビットポイント)

引用:BITPoint(ビットポイント)

BITPoint(ビットポイント)は、独特なサービスが光る取引所として有名です。各種手数料が無料であるため、お得にトレードできる環境が整っています。

また、BITPoint(ビットポイント)の場合は国内取引所として初めて取り扱い開始する銘柄があるのが特徴です。いち早くアルトコインを試せるチャンスがあり、特にアルトコインを狙っているトレーダーにおすすめです。

BITPoint(ビットポイント)では、各種キャンペーンも充実しています。入金するだけで特定の仮想通貨がプレゼントされるキャンペーンでは、そのままトレードで使用できるので便利です。

BITPoint(ビットポイント)では、レンディングも可能で利回りによる利益を得られます

BITPoint(ビットポイント)の場合、専用アプリの完成度の高さも評価されています。直感的に操作できるだけでなく、成約率も高いので確実にトレードが成立できる点も魅力的です。プロトレーダー向けに、TradingViewを利用したチャート表示や分析も用意されているのも評価できます。

マネックスビットコイン

引用:マネックスビットコイン

マネックスビットコインは、FX系サービスで長く運営実績のあるマネックスが提供するサービスです。取引手数料や入出金手数料が無料に設定されているので、コストを気にせず取引可能です。

トレードだけでなく、口座開設や入出金もスマートフォンで簡単操作できる取引ツールに対して、高い評価が寄せられています。取引方法も豊富で、以下のトレードを選択可能です。

  • ストリーミング注文
  • 指値・逆指値注文
  • OCO・IFD
  • IFO

アプリでは、レートアラートプッシュ機能があり、設定したレートに達した場合にプッシュ機能で通知を受け、すぐにアクションを起こせます。また、マネックスビットコインでは主要な仮想通貨でレバレッジトレードできるため、少額資金でも大きなトレードが可能です。

CFDであるため、下落相場でもトレードできるため、さまざまな相場で利益を出せるチャンスがあります。取引できる銘柄は4種類と少ないものの、主要な銘柄を押さえています。

セキュリティ対策も万全で、資金管理も適切におこなっているので、安心して資金を預けてトレードできる取引所としてもおすすめです。

仮想通貨取引所とは?

仮想通貨取引所とは、取引所に登録したトレーダー同士で仮想通貨の売買取引がおこなえる場所を指します。通常、法定通貨のトレードをおこなう場合、証券会社などと取引する形となります。

仮想通貨でも、法定通貨と同じように登録した企業との間でトレードできる、仮想通貨販売所が用意されています。本来仮想通貨をトレーダー同士でトレードする場合、自分の希望とマッチする相手を探さなければなりません。

実際に探し出すのは困難な話であり、仮想通貨取引所が仲介役となって取引を希望するユーザー同士をスムーズにマッチングさせています。仮想通貨取引所の場合、手数料が安く成行注文や指値注文ができる点が魅力的です。

一方で、トレードが成立しないなどのデメリットもあるため注意が必要です。

仮想通貨取引所を選ぶ際のポイント

仮想通貨取引所は、それぞれに独自のサービスを提供しています。その中で、自分にとって最適なサービスを選定する必要があります。

仮想通貨取引所を選ぶ際のポイントは、主に以下のような点を重視してください。

  • 仮想通貨の取扱数はどれくらいか
  • 信用できる取引所であるか
  • 取引手数料がどれくらいかかるか
  • 取引しやすいか
  • 最低取引注文数はいくらか

各ポイントについて、詳しく解説します。

仮想通貨の取扱数はどれくらいか

仮想通貨取引所では、それぞれ取り扱い銘柄数が異なります。すべての仮想通貨取引所では、ビットコインやイーサリアムなどメジャーな銘柄を取り扱っています。

ただし、アルトコインの場合は取り扱っていない取引所も多いです。アルトコインの魅力として、現時点では価値が低くてもその後に価値が上昇して大きな利益を出せるチャンスがある点が挙げられます。

メジャーな銘柄をトレードするのであればさほど意識する必要はありませんが、アルトコインをトレードしたい場合は、仮想通貨の取扱数はどれくらいかをよく確認してください。

信用できる取引所であるか

仮想通貨取引所の中には、破産したケースもあります。代表例が大手取引所であったFTXトレーディングの破産です。

2022年11月11日に、日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用が申請されました。これにより、FTXの創業者で最高経営責任者のサム・バンクマン・フリード氏が辞職しています。

破産の主な原因として、裏付け資産がないトークンFTTを支払って、借り入れ担保などに金融資産として活用されていたと言われています。放漫経営状態であったといえる状況であり、最悪の場合はトレーダーの資金が還元できない可能性もあるのです。

以上のように、信用できる取引所であるかは、とても重要な選定ポイントとなります。

取引手数料がどれくらいかかるか

仮想通貨取引所の場合、取引手数料がどれだけかかるかも重要なポイントです。仮想通貨取引所における手数料とは、主に以下が該当します。

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 口座維持手数料
  • 送金手数料
  • 取引手数料

上記の中で、取引手数料以外は無料に設定されている取引所が大半です。ただし、取引手数料については取引所によってまちまちです。

可能であれば、取引手数料もかからない仮想通貨取引所を選定してください。また、手数料がかかる場合でもなるべく安く、負担がかからない程度の手数料となっているかを確認しましょう。

取引しやすいか

仮想通貨トレードでは、いかに取引が容易におこなえるかもポイントとなります。仮想通貨トレードでは、様々なトレード方法が存在します。

そのなかで、最も短期間でトレードが完結するのが、スキャルピングトレードです。超短期間でトレードを繰り返すスキャルピングトレードでは、いかにスムーズにトレードできるかが重要です。

その点で、決済したいときにスムーズかつ確実に約定できる取引所を選定してください。約定率については、各取引所でデータが公開されている場合が多いので、参考にしましょう。

最低取引注文数はいくらか

初心者トレーダーにとって、お試し感覚で少ない資金でトレードできることは利点といえます。そこで、最低取引注文数も選定時にしっかり確認しておきたいポイントです。

最低取引注文数が高く設定されていると、その分だけ多くの資金が必要となります。また、少しの値動きでも資金がショートしてしまう可能性があります。

よって、最低取引注文数がなるべく小さく、少額でトレードできる取引所がおすすめです。また、プロトレーダーであっても最低取引注文数が低く設定されていると、複数の銘柄に細かく資金配分してトレードできるメリットがあります。

仮想通貨取引所を選ぶ際の注意点

仮想通貨取引所を選ぶ際には、注意すべきポイントもあります。主な注意点は、以下のとおりです。

  • セキュリティ対策が万全なサービスを選ぶ
  • 通貨取引所によって販売価格が違う
  • 口座を複数持っておく
  • ログイン情報がわかるようにしておく
  • レバレッジ取引に注意する

各注意点について、詳しく見ていきましょう。

セキュリティ対策が万全なサービスを選ぶ

仮想通貨取引所でトレードする場合、取引所で口座開設して資金を預けてトレードしていきます。仮想通貨取引所では、すべてのトレードをオンライン上で完結できる点が魅力的です。

これにより、どこにいてもスムーズにトレードできるメリットがある反面、もし不正アクセスの被害を受けると勝手にトレードされたり資金を引き出されたりするリスクがあります。実際に、過去には多くの不正アクセスの被害が発生している状況です。

よって、セキュリティ対策が万全なサービスであるかをよく確認する必要があります。ログイン時に多少手間がかかっても、二段階認証などの対策があると、安心して利用できるのでおすすめです。

通貨取引所によって販売価格が違う

仮想通貨取引所では、微妙に販売価格が異なるケースがあります。これは、サーバー能力やスプレッド幅などの関係上で発生しているといわれています。

特に、ボラティリティが高く激しく値動きしたタイミングで価格差が生じるケースが多いです。そこで、なるべく条件のよい取引所でトレードするようにしましょう。

また、スプレッド幅が狭い仮想通貨取引所を選定すれば、お得にトレードできるのでおすすめです。

口座を複数持っておく

基本的に、1つの取引所で口座開設するのではなく、複数の取引所で口座開設するのがおすすめです。主な理由としては、各取引所によって特徴が異なるためです。

例えば、Aという取引所ではビットコインのトレードに向いている、Bという取引所ではイーサリアムのトレードに向いているとします。この場合、各取引所に向いた銘柄でトレードすればお得にトレードが可能です。

また、複数の取引所でトレードすれば、もし取引所が不祥事などで破産した場合に被害を抑えられるメリットがあります。実際に複数の取引所を使用してトレードすると、管理が煩雑になるデメリットもあるので、その点を考慮して取引所を選定してください。

ログイン情報がわかるようにしておく

仮想通貨取引所はすべての処理をオンラインで行うため、必ずログインする必要があります。もしログイン情報を忘れてしまった場合、問い合わせれば再度設定できる場合が大半です。

ただし、すべての情報を消失してしまうと問い合わせ時に何を伝えて良いか分からず、最悪ログインできなくなってしまうのです。よって、ログイン情報はわかるようにしっかりと保存しておきましょう

レバレッジ取引に注意する

レバレッジ取引とは、取引所の口座に預け入れた証拠金を担保として、担保にした証拠金の最大2倍の金額でトレードできる方法です。レバレッジを2倍に設定している場合、10万円入金すればで2倍の20万円分のトレードが可能となります。

レバレッジとは、日本語に訳すと「てこ」を意味します。てこの原理とは、小さな力であっても増幅して強い力に変換する原理です。

まさしく、少ない資金でより大きなトレードができるのが、レバレッジ取引です。ただし、レバレッジ取引では損失も大きくなるデメリットがあります

しっかり資金配分できれば良いものの、トレード初心者の場合はレバレッジのかけ方に注意してください。

取引をするのにおすすめの仮想通貨

仮想通貨は、法定通貨と違って非常に数多くの種類があります。アルトコインまで含めると数百種類にのぼり、そのなかで最適な通貨を選定してトレードする必要があります。

トレードするのに向いた銘柄として、以下3つがおすすめです。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル

各銘柄の特徴について、解説します。

ビットコイン

  • 世界最大の流通量を誇る仮想通貨
  • 取引量が多く比較的相場を読みやすい
  • 使用できるシーンが多い

ビットコインが誕生したのは2008年のことで、サトシ・ナカモト氏がビットコインの構想を論文として発表したことで誕生しました。ビットコインは、P2P(Peer to Peer)方式によって管理者不在で運用できる新しい通貨として、翌2009年に正式リリースされました。

ビットコインは、発行上限が2100万枚と圧倒的に多く、世界で最も多く流通している仮想通貨です。また、ニーズに対して流通量が少ないため、希少価値が高く1ビットコインで数百万円の価格となっています。

最近では、ビックカメラが決済方法としてビットコインを採用するなど、法定通貨のように一般社会でも利用できるケースが増え、便利になってきています。

イーサリアム

  • 発行上限がない仮想通貨
  • マイニングがしやすい
  • 取引の承認が圧倒的に早い

イーサリアムは、ビットコインに次いで人気の高い仮想通貨です。2016年6月には、ハッカーによって盗まれるThe DAO事件が発生し、大きな話題を呼びました。

その後、イーサリアムクラシックと呼ばれる旧式のシステムを採用した通貨と、イーサリアムに分岐されたのです。また、イーサリアムはNFTの購入に使用できる点も魅力的です。

イーサリアムは発行上限がないため、マイニングがしやすい特徴があります。また、取引の承認が圧倒的に早いため、決済方法としても使いやすい点が魅力的です。

リップル

  • 国際送金に特化している
  • 送金スピードやコストが低い
  • ブロックチェーンを使用していない

リップルは、2022年末の段階で6番目に時価総額が大きい仮想通貨です。リップルと呼ばれるケースが大半ですが、XRPが正式名称です。

リップルの特徴として、送金スピードが速く、送金コストも低い点が挙げられます。これは、国際送金に特化してシステム設計されているためです。

リップル社が公表しているデータによれば、送金スピードは3.3秒、送金にかかるコストは0.0004ドル程度です。また、リップルではXRP Ledgerと呼ばれる仕組みを採用している点も特徴となります。

これにより、ブロックチェーンを利用せず、ほかの仮想通貨とは異なる承認アルゴリズムを採用しています。

仮想通貨取引所に関するよくある質問

ここでは、仮想通貨取引所に関するよくある質問を紹介します。質問に対しての回答も紹介するので、もし疑問に感じている場合は、是非参考にしてください

初心者におすすめの仮想通貨取引所はどこ?

初心者におすすめの仮想通貨取引所としては、最低入金額が低く最低取引注文数も低い取引所であることが望まれます。これにより、お試し感覚でトレードできるのでおすすめです。

また、トレードしやすいシステムを採用しているかもポイントとなります。上記を満たした仮想通貨取引所として、Coincheck(コインチェック)が特におすすめです。

スマートフォンアプリで容易にトレードでき、また取引手数料がかかりません。仮想通貨積み立てもできるので、毎月コンスタントに積み立てて資金を増やせるメリットもあります。

DMM Bitcoinは、入出金手数料が無料であり、また銀行口座からのクイック入金に対応しているので、気軽に入金可能です。また、取引手数料もかからない点も評価できます。

取引所と販売所の違いは?

仮想通貨取引所とは、主に仮想通貨取引所を利用しているトレーダー間で、仮想通貨トレードをおこなう方法です。取引所で仮想通貨を購入する場合は、自分が購入したい仮想通貨を販売しているトレーダーを見つけて購入する形が取られます。

販売してくれる相手は、自分で直接探すわけではなく仮想通貨取引所が仲介し、トレードをおこなう場所を提供しているのです。一方、販売所とはトレーダーと仮想通貨取引所との間で仮想通貨トレードをおこなう方法となります。

販売所の場合、手数料が高いデメリットがあるものの、確実に販売してもらえるメリットがあります。

仮想通貨取引は税金はかかる?

仮想通貨取引所でトレードを繰り返し、20万円以上の利益が発生した場合、利益に対して所得税がかかります。なお、学生や主婦など扶養されているトレーダーの場合、33万円以上の利益が発生すると課税の対象になります。

気になる課税額は、総合課税により以下となります。

課税される所得金額税率控除額
1,000円 から 1,949,000円まで5%0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで10%97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで20%427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで23%636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで33%1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで40%2,796,000円
40,000,000円 以上45%4,796,000円

さらに、額に関係なく住民税として10%が徴収される形です。なお、所得金額とは単純な利益ではなく、経費などを差し引いた額となります。

仮想通貨取引はスマホでできる?

仮想通貨取引は、スマートフォン経由でも可能です。大半の取引所では、専用のトレードアプリを用意しており、インターネットが接続できる場所であればいつでもトレードできます。

また、スマートフォン画面でも容易にトレードできるように工夫されたアプリが多いです。トレードだけでなく、入金や出金などにも対応しているケースもあります。

チャート分析など、より高度なトレードをおこないたい場合はPCなどの大画面がおすすめですが、日々のトレードではスマートフォンでも十分対応できます。

海外のおすすめの取引所は?

  • Binance(バイナンス)
  • Bybit(バイビット)
  • MEXC Global

仮想通貨取引所は、海外サービスも多く存在します。海外サービスの特徴として、日本の取引所と違ってハイレバレッジでトレードできる点が挙げられます。

取引所によっては、1,000倍のレバレッジをかけてトレードできるので、少額資金でも大きなトレードができる点が魅力的です。また、追証不要で資金がマイナスになった場合にマイナス分を補填してもらえる、ゼロカットを採用している取引所が大半です。

ただし、スプレッドが広めに設定されていて、実質手数料が多くかかるデメリットがあります。また、金融庁から警告を受けている取引所もあるため、利用する際には注意してください。

自分にとって最適な仮想通貨取引所を探そう

仮想通貨トレードを行う場合、自分にとって最適な仮想通貨取引所を見つけて利用できるかがポイントです。各取引所によって特徴が異なり、特に手数料は大きな違いとなります。

ですから、自分のトレードスタイルなどに応じて、最適な仮想通貨取引所を選定すると良いでしょう。また、キャンペーンなどを活用すると、お得に仮想通貨取引所を利用することも可能です。

自分のトレードスタイルに合った仮想通貨取引所を見つけることが大切です。

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