SamuraiGGコアメンバーインタビュー vol.1 コミュニティー運営 ちゃんあき

ギルドを通じてみんなが好きなことで稼げる世界を実現したい

ゲームギルドSamurai Guild Games（以下SamuraiGG）は、NFTゲームを学び、楽しみながら稼げるようになることを目的としたコミュニティーです。2022年11月の時点で、Discord会員数が1万3000人を迎え、これからどんどん勢いを増していくSamuraiGG。本記事では、ギルドを支えるコアメンバーにスポットを当て、彼らが活動を通してどのようなビジョンを描いているか紹介していきます。記念すべきトップバッターはコミュニティー運営をしているちゃんあきさん。彼女がSamuraiGGに参加するきっかけから、目指す理想の未来を聞いてみました。

ワクワクを信じて飛び込んでみたギルド運営

―ちゃんあきさんは、SamuraiGGではコミュニティー運営を担当していらっしゃいますが、プロジェクトにはいつから参加したのでしょうか？

ちゃんあきさん（以下ちゃんあき）：実はギルドの決起の瞬間に立ち会っているんです。2022年1月にギルドマスターの田中幸一郎さんに、「ゲームギルドを立ち上げるプロジェクトを計画しているんだけど、一緒にやらないか」って連絡が来て、直感で面白そう！と思って名古屋から上京しました。

―そうなんですか！何も決まっていない状況でよく参加しようと思い切りましたね。

ちゃんあき：それは田中さんの熱意に後押しされたからです。「僕たちのゲームギルドで日本をぶち上げよう！」って語られて、純粋にワクワクして参加を決めました。あとは、もともと仮想通貨に興味があって個人で運用していた知識から、ギルドの存在を知っていたのと、個人の仕事でママコミュニティーの運営をしているので経験が活かせそうとも思いました。

―仮想通貨に対しての抵抗感の無さも参加の要因になったんですね。現在、SamuraiGGでは主に何を担当されていますか？

ちゃんあき：ギルドの運営のサポートやメンバー向けのセミナーの企画・運営、メンバーのケアなどを行っています。オンライン上のコミュニケーションだと、どうしても交流が希薄になりがちになってしまうので、意識的に私から関わるように心がけています。
と言っても、セミナーを担当するメンバーへ事前に「今日はお願いします」とメッセージを送ったり、挨拶やお礼は必ず本人に伝えたりといった基本的なコミュニケーションです。小さな積み重ねだけど、メンバーが積極的に参加してくれているのは当たり前じゃない、と意識して感謝の気持ちを都度伝えないと、みんなのモチベーションが下がる原因に繋がると考えています。

―たしかに、オンライン上だからこそ仲間への細やかな心のケアが大切ですね。

ちゃんあき：自分が繊細な人じゃないから、意識してやらないとダメなんです(笑)。運営を経験して分かったのは、顔を見たことない人たちと信頼を構築していくのってとても難しいということ。特に、経験したことない人にとってはハードルが高い。なのでセミナーでは必ず自分は顔を出して、参加してくれた人たちの名前を呼んでコミュニケーションを取っています。私もオンライン上の交流が苦手だったので、こんな人がひとりでもいてくれたら助かるよなって思ってもらえるのを想像して行動してます。

―そのような心遣いって気付けない人もいるし、気付いているけどできない人もいますよね。ちゃんあきさんは課題感を持ってやるべきことと決めて行動しているんですね。

ちゃんあき：ありがたいことにギルドメンバーたちはSamuraiGGが好きで、能動的にコミュニティーを盛り上げたい！というマインドで関わってくださっている人が多いんです。彼らの期待値やモチベーションを維持できるように、細かなところから意識して関わっていくように心がけています。

コミュニティーは人に支えられて輪を描くように成長する

―SamuraiGGのDiscordの運用が始まって（2022年11月時点で）250日が経過しますが、その間でギルドの熱量やモチベーションが今高まっている理由は何だと思いますか？

ちゃんあき：ギルドが始まったばかりのとき、加入してくれたメンバーのみなさんの期待感を落としてしまい、人が離れていってしまうということがありました。今はその失敗から学んだ教訓を活かして施策や対策を進めています。同時に、コミュニティーなので関わってくれる人によって雰囲気や熱量は変化するのは当然で、うれしいことに、今は積極的にコミットしてくれる方々が集まっていて、それが盛り上がっている理由ですね。

―たしかに、今のDiscordはメンバーが気軽に発言できるいい雰囲気ですよね。ギルドの創設当初と今を比べてみて、変わった部分があれば教えてください。

ちゃんあき：変わったと言うよりも、螺旋階段を描くように上に登っているという印象を抱いています。創設当初に比べると、運営に関わるコアメンバーも増えてきてSamuraiGGの輪がどんどん大きくなってきていると実感しています。
ただ、全員の夢を満場一致で叶えて行くのは難しい。人の感情やお金の問題が交差すると、今後もトラブルが起こることはあると思うんです。でもコミュニティー運営では起こりうる事なので、トラブルは起こるものだと捉えてその時に備えて、どしっと構えていたいです。トラブルは、起こらない方がいいけど、もしおこってしまったら、その後の対処がとても大切だと思っています。

―螺旋階段という視点も始めから見てきたちゃんあきさんならではだと思いました。お話を聞いて、ちゃんあきさんを取り巻く空気にどこか安心感や温かさを感じています。

ちゃんあき：このプロジェクト自体の夢が本当の意味で回りだした時に、どんな未来を描いているのだろうという期待感があります。このワクワクする気持ちがなかったら私は今ここにいないかも。
私は四児の母なのですが、私自身の「子どもの未来を守っていきたい」というテーマが、SamuraiGGが構想する未来図とリンクしている部分があるので、共感し楽しみながら活動できています。

ギルドをママたちの憩いの場にしたい

―コミュニティー運営を回す一方で、四児のお母さんという側面も持っているちゃんあきさんが目指すギルドの理想像をお聞きしたいです。

ちゃんあき：参加当初、SamuraiGGの運営会社である株式会社Xクリエーションの河上昌浩社長に、「これからの世の中は主婦の人たちが鍵になってくると思っているので、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう」と言われました。まさにこれが私がSamuraiGGに所属している意義で、ギルドを通して主婦の皆さんに、ニッチで楽しい世界を提供したいと思っています。
出産を機に、ゲームが好きだったけど忙しくてやらなくなった人に向けて、収入源のひとつとしてGAMEFiを認識してもらいたい。そうすればゲーム好きな人にとっては、楽しみながら稼げる未来が実現できます。世の中のママたちに「そんな世界が来るよ」っていう啓発活動をしていきたいです。

―たしかに、子育てに追われてゲーム離れしたママは多そうですね。その未来を実現するために現時点での課題は何だと考えていますか？

ちゃんあき：専業主婦やWebに疎い主婦の方にどう届けていくかが課題ですね。実際、仮想通貨自体に不信感をもっている人は多いので、ママに向けての啓発活動を行いたいです。正しい知識を持てば資産を守れるし、初心者でも稼げる事実があると知ってほしい。
そのためにまずはSamuraiGGのDiscordに参加してもらって、みんなでゲームしてみませんか？と声掛けをして、できるだけハードルを下げて参加しやすくする空気づくりからしていきたいです。

―ちなみに、ちゃんあきさんはゲームはよくするんですか？

ちゃんあき：全然しないです(笑)。SamuraiGGに参加して初めてゲームを通しての交流を体験しました。それが想像以上に楽しかったので、体験したことがないママたちにどんどん参加してもらいたい！って思うようになりました。

やっぱり実体験は説得力が増しますよね。私は以前、保育士として働いていて、出産を機に退職して無職になりました。その時に、これからは在宅で好きなことをして働きたい！と決心し、どうすれば稼げるか試行錯誤してきました。例えば、自宅で料理教室を開いたり、20万円もするブログ運用の商材を買ったりと、色々試したけどどれも上手く行かなかった。このままではダメだと思い、集客の方法や投資の勉強を始めたら知り合いからWebライターの仕事をもらうようになって、収入を得られるようになっていきました。振り返るといい経験と言えるけど、正直苦しい思いもしたので、自分のような遠回りを世の中のママたちにはして欲しくないんです。
なので、私は自分の実体験を伝えることで、主婦だから好きなことをして稼げないと思い込んでいる人たちの足枷を失くしたいと願っています。

稼ぎたいよりもまずは好きを原動力に

―ちゃんあきさんは、今後SamuraiGGが行っていく施策のなかで特に注目しているものはありますか。

ちゃんあき：スキルが身に付く教育コンテンツに期待しています。プログラミングやビジネスマナーや文章講座など、普通はお金を払って学ぶのが当たり前ですが、SamuraiGGではできるだけ無償提供を目指しているので、運用が始まったらぜひ活用してもらいたいです。
これは私のアイディア段階ですが、現在Discordメンバーは1万3000人（2022年11月時点）いるので、人材マッチングもできると考えています。教育コンテンツでスキルを身に付けて、キャリアを積んで、ギルド内で信頼関係を構築していけば、実際に仕事に繋がるケースも大いにあり得る。
でも、”稼ぐ”が先行すると気持ちが空回りしちゃうので、まずは好きなことや興味のあることに挑戦してもらいたい。Web3は、みんなが好きなことをして稼いでいる時代であってほしいです。

―好きがお金になる未来を想像したら私もワクワクしてきました！主婦はもちろんですが、SamuraiGGにはどんな方々に参加してもらいたいですか？

ちゃんあき：ゲームが好きな人や、仮想通貨に興味がある人、マンガやアニメが好きな人、私と一緒にママコミュニティーの運営をしてみたい人など、少しでもひっかかるものを感じたらまずは騙されたと思って参加してもらいたい。Discordでは毎日どこかでボイスチャットやセミナーが開かれているので、話さなくてもいいから参加してギルドの雰囲気を感じてくれるだけでうれしいです。何かを始めるのって勇気がいるけれど、それを超えた先にプラスになるものを与えられるように、私たちも推進していきます！

執筆：GOMOQU編集部
写真：今色彩夏