Xクリエーション✖カンボジア図書館プロジェクト報告vol.3 プロジェクト活動報告会に行ってきました!
SamuraiGuildGamesの運営会社Xクリエーションは、新しい試みとして多くの人に「きっかけづくり」を提供したり手助けするプロジェクトを始動しました。
第1弾として、カンボジアの小学校に図書館を作るプロジェクト「Dream Library Project season5」を支援。Xクリエーションはこの図書館の名付け親になる権利を獲得し、「いろは」と命名しました。今回は、カンボジアへ渡り図書館開館式に参加してきたプロジェクトメンバーからの活動報告会に参加してきました!
目次
開会式には地元住民やボランティアスタッフなど200人が参加
Dream Library Project season5が図書館を建設した小学校は、カンボジアの都市シェムリアップから車で2時間のオーロミエン村。3月11日に行われた開会式には、小学校に通う生徒たちのほか地元住民、日本からの学生ボランティアなど総勢200人が参加。小学校の敷地内に式典場が特設され盛大に行われました。
テープカット用に美しい赤いリボンが用意され、プロジェクトメンバーがカットをし、新しい図書館「いろは」が開館しました。開会式後は、プロジェクトメンバーと地元小学生たちは綱引き大会や、青空絵画教室を実施。
絵画教室を担当したプロジェクトメンバーの斎藤洋子さんは、「小学校には水がないと聞いていたので、絵画用の絵の具やスプレーなどは全て用意して臨みました。絵画用紙を50枚用意したのですが、予想以上の参加数でペアになって絵画を体験する生徒も。子どもたちの絵画を楽しむ姿を見てカンボジアに来て良かったなと実感しました」と現地での体験を話してくれました。
図書館の壁の手形は子ども達が列をなすほど大人気に
図書館の壁には子どもたちの未来が花咲くようにという想いを込めて、カラフルな子どもたちの手形で彩りました。最初は控えめだった子どもたちも、徐々に参加し始め、しまいには「自分も塗りたい!」と行列ができるくらい大盛況だったそう。
写真を見てわかるように、プロジェクトメンバーにたくさんの子ども達が手の平を差し出して集まる姿からその盛り上がりは伝わります。
言葉では言い表せないほどの感動を体験できた
カンボジアへ訪問し開館式に参加したプロジェクトメンバーの関まりこさんからは、貴重な体験ができたと話してくれました。
「『いろは』は子どもたちと作り上げた図書館だと思っています。子どもたちが大人になっても、図書館の壁にある自分の手形と比べて成長を感じられるのも素晴らしいですよね。今までは日本から支援していましたが、実際にカンボジアに訪れて、現地の人たちと体験を共有できて、言葉に言い表せないほど感動しました。また、私は家族3人で参加したのですが、子どもが言葉の壁を越えて現地の小学生たちと遊んでいる姿を見て、子どもにとってもいい経験になったなと実感しています」。
関さんのお子さんのはーちゃんからは「私が触ると色が変わるTシャツを着ていたら、カンボジアの子が面白そうに触ってきて、すぐに仲良くなりました!みんなでじゃんけんや紙風船で遊んで楽しかったです。テープカットをできたのが一番の思い出です」と笑顔で話してくれました。
Dream Library Projectのこれからについて
最後にDream Library Projectの発起人である鵜川洋明さんからseason5についてと今後の活動について話を聞きました。
「Dream Library Projectはリーダーを交代制にしています。season5のリーダーの3人は、プロジェクトが始まって以来の初の全員カンボジアに行ったことがない人達でした。彼女たちの頑張りによって、現地に行ったことがないけれど、想いがあればプロジェクトは成立できるということが証明され、プロジェクトの可能性が広がったと思っています」
「そして今回、私たち活動がカンボジアのシェムリアップ州チクレン郡の教育局教育委員長から評価され、表彰状をいただきました!自分たちの活動が国から認められてとても光栄です。今後も誰かの夢や子ども達の夢を叶えるようなプロジェクトであり続けたいです」
Dream Library Project season5のプロジェクトメンバーの皆さんのいきいきとした笑顔と、カンボジアの思い出話を聞いていると、このプロジェクトがいかに素晴らしい体験と価値を生み出しているかが分かりました。いつかGOMOQU編集部として図書館「いろは」を取材してみたい!という夢もできました。
今後もXクリエーションでは、新しいきっかけに出合うため、さまざまなプロジェクトを支援していきます。
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