【保存版】Bybitのローンチパッドとは？儲けるためのコツややり方・参加方法を徹底解説
「Bybit」は、日本でも高く評価されている海外取引所の1つです。サポート体制が充実しており、セキュリティ面が強固であることから、世界中にユーザーが存在します。
Bybitで利用可能な取引の1つである「ローンチパッド」について知らない方もいるのではないでしょうか。ローンチパッドは、上場予定の仮想通貨を上場の直前に購入できるシステムです。うまく活用できれば、大幅な値上がりを期待できたり、お得に差益を上げたりすることも可能でしょう。
その反面、やり方を把握できていなければ、参加すらできなかったり、損失を生む結果になったりします。
そこでこの記事では、ローンチパッドについて解説します。儲けを出すためのコツやローンチパッドへの参加方法も解説していくので、ローンチパッドが気になるという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
Bybitのローンチパッドとは？
ローンチパッドとは、投資家が新規上場予定の仮想通貨を上場前に購入できるシステムです。新規発行の仮想通貨を広く流通させることもでき、投資家は割安で購入できるシステムといえるでしょう。
仕組みは※IEOに似ており、Bybitが事前に精査した仮想通貨を上場前に取引でき、人気が高いです。ここでは、ローンチパッドに参加するメリットを2つ紹介します。
※IEO…仮想通貨を発行する企業が市場への上場前に取引所を通じて仮想通貨を先行販売するシステム。こちらも値上がり益や割安価格で購入できるといった利点がある。
上場後の値上がり益を狙う
ローンチパッドでは、上場前に購入した仮想通貨の価値が上昇することで発生する値上がり益を狙うことができます。
上場直後の通貨価値は、高い割合で上昇する傾向にあります。事前に預けた仮想通貨の数量次第では、大幅な値上がり益を期待できるでしょう。ローンチパッドで取引した仮想通貨は、上場後にいつでも売却が可能です。
ローンチパッドで購入した仮想通貨の価値で、数十倍以上の差をつけたものも過去にはあります。見極めは必要ですが、魅力も大きいです。
割安価格での販売
ローンチパッドは、上場前の仮想通貨を購入するため、通常よりも割安で購入できます。
割安で購入することの他に、以下のような戦略も取りやすくなるでしょう。
- 上場直後の価値上昇を待って仮想通貨を売却をする
- 銘柄のさらなる発展を待ってから売却をする
ローンチパッドは事業の資金調達もできるため、発行元にもメリットがあります。しかし、その事業が成功するかは発行元にも投資家にもわかりません。投資家にとってはリスクにもなるので、そこが割安価格で購入できるポイントです。
参加方法は2パターン
Bybitのローンチパッドに参加するためには、以下の2点をクリアする必要があります。
- 集計期間中に「BIT」または「USDT」を入れておく
- 参加募集期間にコミット、または申し込み
この他にも、KYC(本人確認)レベル1をクリアしておく必要があります。身分証明書などの本人確認書類の提出だけなのですぐに済むでしょう。
では、上記2点について解説していきます。
集計期間に「BIT」または「USDT」を入れておく
ローンチパッドには集計期間が設けられています。参加するには、その集計期間内に「BIT」または「USDT」の仮想通貨をBybitの口座内で保有しておかなければなりません。
集計期間中の平均残高が参加条件を上回っていると、ローンチパッドへ参加できます。
ここで注意が必要なのが、参加に必要な口座残高平均がBITとUSDTでは異なることです。それぞれの参加に必要な口座残高平均は以下の通りです。
- BITの場合…50BIT
- USDTの場合は…100USDT
※集計期間中の口座残高平均
どちらも1時間ごとの計測で、終了直前に入金・購入を行っても間に合わないので注意しましょう。集計期間よりも前に入金・購入を行えば、円滑に参加できます。
参加募集期間にコミット・または申し込み
参加募集期間にコミット・申し込みを済ませていなければ、参加すらできません。また、Bybitの参加募集期間は、時間もとても短いので注意しておきましょう。
過去のローンチパッドに関する情報は、以下の通りです。
- 集計期間：10/16 9:00〜10/21 12:30
- コミット期間(BIT、USDTでコミットするかどうか)：10/21 12:30〜20:00
- 配布期間：10/21 20:00〜21:00
※記載時間は日本時間。BybitアプリではUTC(世界標準時)で案内。
Bybitのローンチパッドは、毎月1回〜のペースで開催されます。しかし、コミット期間は約8時間しかないので、注意しておく必要があります。その際は、先述した平均口座残高の確保を忘れないようにしましょう。
BITは確実に購入可能
BITを用いて、ローンチパッドへ参加する場合は、「50BIT」が口座残高にあれば確実に参加できます。
BITは、取引所であるBybitの支援している仮想通貨のことです。50BITが口座残高にあれば、上場前の仮想通貨を確実に購入でき、ローンチパッドへの参加条件を得ることができるでしょう。
そのため、より多く購入したい方は、口座残高へ※コミットするBITの増額をおすすめします。
BITでの参加は確実に参加できる点が魅力的です。しかし、値動きが激しく、計測期間中に下落する場合もあるので、見極めは確実に行いましょう。
※コミット…仮想通貨を購入する目的で、一時的に取引所へ預け入れること
USDTは抽選
BITとは異なり、USDTを用いてのローンチパッドへの参加は抽選です。そのため、当選した人しか仮想通貨の購入はできません。
USDTは、法定通貨であるアメリカドルと同じ値動きをするステーブルコイン(安定通貨)です。そのため、仮想通貨なのに値下がりのリスクが少なく、損をすることが通常よりも少ないのがメリットです。
集計期間中にUSDTを保有しておくことで、基本的に損をすることはありません。ステーブルコインでリスクも少ないです。当選確率は「30%」で、ただし参加できるかどうかは抽選での運次第です。
リスクを承知で確実にローンチパッドへ参加するか、低リスクで参加するかで、戦略は変わってくるでしょう。
仮想通貨購入の流れ
ここからは、ローンチパッドで仮想通貨を購入するまでの流れを解説していきます。
- BITでの参加方法
- USDTでの参加方法
それぞれ特徴は少し違いますが、集計期間・コミット期間・配布期間に分けてみていきましょう。
BITでの参加方法
ローンチパッドには3つの期間があり、仮想通貨を入金・購入するにはそれぞれの条件を満たす必要があります。
| おおよその期間 | 内容 | |
| 集計期間 | 上場5日前〜 上場当日の午前9時 | ・投資家の保有BIT数量の集計 ・コミットできる上限枚数の決定 |
| コミット期間 | 上場当日 0時〜午後20時 | 投資家は上限の範囲内から交換したいBIT数量を決定 |
| 配布期間 | 上場直前の1時間前〜 上場直前 | BITと引き換えに上場の仮想通貨を受け取る |
集計期間
集計期間とは、保有するBIT数量を計測し、コミットできるBITの最大数量を指定する期間のことです。具体的な計算方法は以下の通りです。
- 日次平均BIT残高＝1時間ごとの記録で出たBIT残高(1日分)÷24
5日間の集計期間を設けて、1時間ごとに保有BIT数量が算出されます。日次平均BIT残高が50BIT以上の方は、ローンチパッドの参加資格を得ることが可能です。また、保有数量を増加させるとコミットできる数量も増加します。
口座には制限があり、集計の対象となる口座は以下の4口座です。
- 現物アカウント
- 資金調達アカウント
- 資産運用アカウント
- デリバティブアカウント
中でも資産運用アカウントは、ローンチプール・積立ステーキングで入金しているBITのみ対象となるので、注意しましょう。
コミット期間
コミット期間は、仮想通貨と交換したいBIT数量を指定する期間です。コミットする数量が多ければ多いほど、引き換えられる仮想通貨も多くなるでしょう。
しかし、コミット期間は約8時間と短く設定されています。タイミングを逃すと、上場前の仮想通貨へ引き換えができません。また、コミットを指定したBITは、配布期間終了まで入金も取引もできなくなるので注意が必要です。
配布期間
配布期間は、コミット期間でコミットしたBITと引き換えに、上場前の仮想通貨を受け取れる期間です。コミットしたBIT数量から仮想通貨の引き換えに必要な数量が引かれます。
コミットしたのに引き換えられていないBITに関しては、配布期間が終了したら現物のアカウントに戻されるので安心してください。取引した上場前の仮想通貨は上場直後から取引が可能になり、売却できます。
USDTでの参加方法
USDTとBITで異なる点は、USDTでの参加には当選が必要な点です。USDTでの参加の流れは以下の通りです。
| おおよその期間 | 内容 | |
| 集計期間 | 上場5日前〜 上場当日の午前9時 | 期間内のUSDT日次平均残高を計測 |
| コミット期間 | 上場当日 0時〜午後20時 | 参加条件をクリアしていれば参加資格を獲得 |
| 配布期間 | 上場直前の1時間前〜 上場直前 | 当選した場合、上場前の仮想通貨をUSDTと引き換えできる |
USDTでの取引は、参加条件を満たしていれば行えます。当選確率は30%と高くはないですが、低リスクを狙う堅実派にはおすすめの取引でしょう。
集計期間
USDTの集計期間は上場5日前〜上場当日の午前9時までで、日次平均USDT残高の保有分が計測されます。こちらも具体的な計算方法があるので、参考にしてみてください。
- 日次平均USDT残高＝1時間ごとの記録で出たUSDT残高(1日分)÷24
100USDTから抽選に参加でき、平均を下回ると抽選参加資格も得られません。また、積立ステーキング・ローンチプールに入金しているUSDTのみ集計対象です。二重資産マイニングなどのローンチプール以外のプロダクトに入金したUSDTは、集計されません。
コミット期間
集計期間終了後、参加資格を得た投資家は抽選に参加できます。BybtiローンチパッドのHPに、「コミットへの参加」ボタンが表示され、コミット数量を指定します。
BITと同じく、USDTのコミット期間も約8時間なので注意が必要です。ステーブルコインのため、低リスクで購入したい方は忘れずに抽選に参加しましょう。
配布期間
配布期間中は、抽選に当選したUSDTを上場前の仮想通貨に引き換え可能です。当選後、コミットした数量に応じた上場前の仮想通貨が現物アカウントに付与されます。
BITと同じく、引き換えられていないUSDTは現物アカウントに戻されるので安心してください。
また、当選しなかったUSDTも配布期間終了後に現物アカウントへ戻されます。獲得した仮想通貨で、上場後に売却などの取引が可能です。
スマホ・パソコンでのローンチパッド参加方法
Bybitのローンチパッドへの具体的な参加方法を解説していきます。スマホアプリとパソコンから参加することができます。
デバイスに分けて紹介するので、該当する方を参考にしてみてください。
スマホアプリでの参加方法
スマホアプリでの参加方法を順にみていきましょう。
- Bybit公式サイトまたは公式アプリから新規口座の開設
- 国内取引所からBybitへ仮想通貨を送金
※Bybitの入金アドレスをコピーし、国内取引所の送金ページにペーストすることで、送金が可能です。 - アプリ画面でローンチパッドを選択
- 参加したいローンチパッドを選択し、参加をタップする
- 集計期間中にローンチパッドへの参加が可能な数量のBIT・USDTを保有する
※BITの場合、保有数量が多いほど引き換え可能な仮想通貨が多くなります。 - コミット・抽選に参加する
※コミット・抽選期間は約8時間と短いので、忘れずに実行しましょう。 - 配布期間に仮想通貨を受け取る
配布期間の受け取りは口座に即時反映されるので、随時確認しておきましょう。
パソコンでの参加方法
続いて、パソコンでのローンチパッド参加方法をみていきましょう。
- Bybit公式サイトから新規口座を開設する
- 国内取引所からBybitへ仮想通貨を送金
※ローンチパッドへ参加するためのBIT・USDTは国内取引所から購入できないので、Bybitへ仮想通貨を送金してから購入する必要があります。 - BybitでBIT・USDTを購入する
※USDTを購入したい場合：Bybitへ送金した仮想通貨をUSDTへするため、現物取引で売却 - BITを購入したい場合：USDTを使用し現物取引で購入、またはBTCを使用し現物取引
- 集計期間中にローンチパッドへの参加が可能な数量のBIT・USDTを保有する
※集計期間の途中から参加する場合、日次平均残高を上げるために多めに入金する必要があります。 - コミット・抽選に参加する
- 配布期間に仮想通貨を受け取る
上記の手順でローンチパッドへ参加できます。
Bybitのローンチパッドに参加時の注意点
Bybitのローンチパッドへ参加する際、気をつけるべき注意点が5つあります。注意点に気をつけて安全に取引してください。
ローンチパッドの告知は主にtwitterで行われる
ローンチパッドの開催告知は、主にtwitterで行われます。
twitterで公式アカウントをフォローして、プロジェクト(上場を予定しているもの)やローンチパッドの情報を確認しましょう。公式アカウントを記載しておくので、未登録の方はアカウントを開設して情報を見逃さないようにしましょう。
必ず儲けを出せるわけではない
ローンチパッドは取引で必ず儲けを出せるわけではありません。
上場直後のプロジェクトの多くが価値を上昇させますが、中には下落してしまう仮想通貨もあります。割安で買っても、下落したタイミングで売却すると損失を出す可能性もあるでしょう。
USDTは低リスクで取引できるのが魅力ですが、BITは価値の下落も考えられるのでリスクも検討しなければなりません。ローンチパッドは上場後の価値上昇で利益を得るサービスですが、損失が出る可能性も考えておきましょう
本人確認が必要
ローンチパッドへの参加資格を得るには、本人確認(KYC)のレベル1を完了しておく必要があります。
BYbitの本人確認に使用できる書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 居住証明書
国が発行する正式な書類を1つ用意すれば十分です。
本人確認は約15分で完結します。ただし、回線が混雑していたりアップ内容に不備があったりすると、最大で48時間かかる場合もあるので注意しましょう。
口座残高不足・申し込み忘れに注意
Bybitのローンチパッドでは、口座の残高と申し込み忘れに注意しましょう。
BITやUSDTが残高として認定される条件は、以下の通りです。
| 残高として認定される | 認定されない |
| 現物アカウントでのBIT、USDT数量 | 現物アカウントで保有するボーナス |
| ローンチプール、積立ステーキングなど資産運用アカウントの残高 | デュアル資産投資に預けたBIT,USDT |
また、5日間の集計期間内の口座残高不足に気をつけましょう。期間も約8時間と短いので、申し込みを忘れないようにしてください。
当選確認を忘れずに
売却益を得たいのであれば、上場後2日間に売却してしまうのがおすすめです。当選確認を怠ると、タイミングを見逃すこともあります。
当選もしくは配布後、上場した仮想通貨を即時売却できるので、より価値の高い状態で売却できるようにチャートを随時チェックしましょう。期間が経過しすぎると、下落した状態で売却しなければならない可能性もあるので注意が必要です。
より多く儲けを出すには？
ローンチパッドで儲けを出すために気をつけるポイントは以下の2点です。
- 上場後、すぐに売却する
- 仮想通貨割り当ては資金の多い方が良い
上場後すぐに売却する
ローンチパッドでは、上場した仮想通貨をすぐに売却するのがおすすめです。
ローンチパッドで対象となるものの多くは、上場直後に大きく価値が上昇し、その後下落する特徴があります。そのため、チャンスを逃すと損失を生む可能性もあるので、初心者は特に即時売却すると良いでしょう。
上場後の発展で価値を上昇させ続けるプロジェクトもありますが、堅実に狙いたい方は上記の方法がおすすめです。
仮想通貨割り当ては資金の多い方が良い
BITでローンチパッドへ参加する場合、BIT数量が多い方が有利に働きます。仮想通貨の割り当ては、以下の計算式で割り出されます。
- 購入できる仮想通貨数量＝(コミットしたBIT数量÷参加者全員がコミットしたBIT数量)×仮想通貨の総割り当て数
BITを使用する場合はコミットする数量が多いほど、多くの仮想通貨を購入することが可能です。
Bybit以外のローンチバッドができる取扱所
Bybit以外でもローンチパッドは開催されます。ただし、開催頻度はBybitが最も多いです。
ローンチパッドのチャンスをより多く掴みたい方は、他の取引所情報も確認しておきましょう。
MEXC(メックスシー)
MEXCは、世界で600万人以上が利用する大手の仮想通貨取引所です。
MEXCは売買できる仮想通貨の銘柄が豊富で、「1100種類」以上の銘柄の取り扱いがあります。
マイナーな通貨でもどこよりも早く上場し、取引できます。国内の取引所は多くても20種類、Bybitでも約100種類なので、世界中で注目されています。
bitget(ビットゲット)
bitgetは、世界で約200万人以上の利用がある仮想通貨取引所です。
プロトレーダーのコピートレードが簡単にでき、先物取引に力を入れているのが魅力です。また、取引手数料が業界最安値なのも利用する際のメリットでしょう。
Binance(バイナンス)
Binanceは、世界最大規模を誇る仮想通貨取引所です。
レバレッジの値が業界トップクラスで、最大値は125倍と驚異的な数値を誇るのが最大の特徴です。1日の取引高は3兆円を突破し、取引所の取引高ランキングでは何度も1位を獲得しています。
また、国内取引所での扱いがないアルトコインが300種類以上あり、マイナーな通貨も取引が可能です。マイナー通貨の中には将来性を期待できるものもあり、先行して購入する戦略も取れます。
まとめ
この記事では、ローンチパッドについて解説しました。
ローンチパッドを利用すれば上場直前の仮想通貨を割安で購入できます。BIT、USDTで配布期間や入金しておく価格に違いがあるので注意してください
ローンチパッドは、堅実に利益を得ることができるシステムです。しかし、タイミングを間違ったり、確認を怠ると損失を生む可能性もあります。確実に売却益を得るには、確定後二日間以内の売却がおすすめです。
将来有望な仮想通貨を割安に購入したい方は、ローンチパッドでの取引してみてください。
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