NFTマーケットプレイスPhygitalX(フィジタルエックス)の開発者に聞いた超画期的な5つの特長とは?
2023年7月23日にリリースされた新しいNFTマーケットプレイス「PhygitalX(フィジタルエックス)」。『フィジタルNFT』の作成および販売を行うプラットフォーム機能を実装したマーケットプレイスとして注目を浴びています。今回、開発を手掛けたBacoor.dApps株式会社にPhygitalX(フィジタルエックス)では具体的に何ができるのか、どんな可能性があるのかについて教えてもらいました!
目次
NFTマーケットプレイスPhygitalX(フィジタルエックス)ってなに?
PhygitalX(フィジタルエックス)は、NFTのみを売買するこれまでのNFTマーケットプレイスとは一線を画し、現実世界で手に取ることのできる実物のプロダクトの販売も伴ったNFTマーケットプレイスです。NFT所有者は、実物商品をクレーム(発送リクエスト)することが可能なプラットフォームとして誕生しました。
現在PhygitalX(フィジタルエックス)で販売しているアクセサリーのNFTも、購入し発送手続き(クレーム)をすれば実物のアクセサリーが手元に届きます。デジタルとフィジカルの融合を可能にしたマーケットプレイスがPhygitalX(フィジタルエックス)です。
PhygitalX(フィジタルエックス)の超画期的な5つの特長
続いてPhygitalX(フィジタルエックス)の特長を紹介していきます。
特長①既存製品をNFT化して出店できる
PhygitalX(フィジタルエックス)は実物のプロダクトの販売も伴ったNFTマーケットプレイスと説明しましたが、新たにNFT用に商品を製造する必要はありません。すでに自社で取り扱っている製品があれば、その商品をNFT化し、実物の製品と紐づけて出店をすることが可能です。
NFT化はPhygitalX(フィジタルエックス)を運営する運営のBacoor.dApps株式会社へ依頼が可能。「NFTに興味あるけど分野が違いすぎて」と障壁を感じていた企業でも、アパレルやグッズ、コスメなど製品があればWeb3分野へ参入が可能になります。
NFTはデジタル証明書としても活用できるので、商品が本物であるかどうかを証明するのにも役立ちます。アート界でのNFTの普及が早かったのもそのような理由があります。現在は高級ブランドやビンテージ品、贋作対策(人気のコスメやスニーカーなど)の分野でも注目されています。
実物の商品をお届けするための配送先情報(個人情報)は、NFTの所有者だけが記入することができ、その他の第3者が閲覧することが出来ないため、取引の安全性を担保することができます。(※国際特許出願中)
また、実物をクレームすることが出来るのは1回のみで、クレーム後は、デジタルとしてのNFTのみで2次流通が可能です。NFT発行元から、特定のNFT所有者に対して、様々な情報やサービスのご案内を届けることが出来るため、実物をクレームした後のNFTも、ビジュアルを楽しむだけでなく、様々なサービスや情報を享受することができます。
特長②発行済みNFTにもPhygitalX(フィジタルエックス)利用で実物商品を紐づけできる!
PhygitalX(フィジタルエックス)はすでに発行済のNFTに対しても、実物商品を紐づけることが可能です。
NFT事業を始めてみたがうまく活用できていない企業や、NFT購入者への特典を送りたいと考えている人にも活用できます。既存のNFTに実物を紐付けることで、再度NFTの価値を高めることができます。
特長③Web3時代のクラファン!?販売元&購入者に便利な機能
PhygitalX(フィジタルエックス)はクレーム開始するタイミングは発行元が設定し、実際にいつクレームするかはNFT所持者が好きに申し込めます。
例えば、長期熟成で円熟味を増すお酒や、デザイン制作の時点のアパレル、アーティストの限定品など事前にNFTで販売するとします。クラウドファンディングとよく似ていますが、異なる点は販売元には売却時にすぐに売り上げが手に入ることと、購入者はNFTを二次流通できることです。
Bacoor.dApps株式会社では転売や買占め防止の対策もなされているので、一部の利用者がNFTを独占してしまうという危険性もありません。
特長④特定の通貨(暗号資産)は不要!購入時にワンクリック選択でOK!
NFTを購入する時の最大の難関は仮想通貨の種類ではないでしょうか?現在のNFTのほとんどは販売元によって取り扱っている通貨が異なります。なのでその都度、対象の通貨を自分で購入したり、購入するためにアカウントを発行したりと、とにかく手間がかかりました。
しかしPhygitalX(フィジタルエックス)では、その手間を大幅にカット。独自のスワップ技術を導入し、マーケットプレイス上で決済が完結します。
上記はPhygitalX(フィジタルエックス)のNFT購入画面です。通貨のところをクリックすると右側のポップアップが表示され、希望の通貨が選べるようになっています。つまり、出品者が指定した通貨ではなく、ユーザー自身が所有する通貨でNFTが購入できる仕様になっています。
PhygitalX(フィジタルエックス)のシステムの中心には、ドルと連動したステーブルコインであるUSDCの価格が設定されています。ユーザーは、購入時に自分が好きな通貨を選択し、その通貨は購入と同時にUSDCにスワップされます。一目でリアル通貨の値段もわかるのも初心者にとっては安心となる要素のひとつです。
PhygitalX(フィジタルエックス)では、DEX(分散型取引所)で取引できるほぼすべてのトークンから1クリックで購入することが可能です。現在は、Ethereum、Polygon、BNB Chain、Avalanche、Arbitrumのネットワークに対応しており、今後はネットワーク間を跨ぐことも可能となる予定です。
特長⑤NFTの新規格ERC-6551に対応!ひとつのNFTに別のNFTを紐付ける
PhygitalX(フィジタルエックス)は、NFTの新規格であるERC-6551に対応しています。従来のNFTだとオンリーワンで変化させることが不可とされていました。新しいERC-6551では、NFTにトークンバウンドアカウント(通称TBA)を付与し、そのTBAアカウントにNFTを送ることで、NFTに別のNFTを付属させることができます。
わかりやすく説明すると、TBAアカウントがポケットの役割を果たし、ひとつのNFTに別のNFTを付与できるようになります。
ERC-6551ではどんなことが可能になるかというと、例えばブロックチェーンRPG上でNFTの装備を購入した場合、今までは「アバター」「防具」「武器」は全て別のNFTでしたが、ERC-6551が対応により「アバターに防具、武器」が付属している状態になります。なので、アバターをNFTマーケットに売り出すときは防具、武器をセットで出品できます。
この機能を活用し、新たなタイプのNFT、例えば「着せ替えNFT」などが可能となります。あらたにアイテムや装備などを入手すると、瞬時にアバターが着せ替えられるといったリアルタイムに反映され、反映の手間を無くすと同時に、表現の楽しさも広がります。
PhygitalX(フィジタルエックス)では、NFTでアバターの着せ替えを楽しみ、自分がスタイリングしたアバターと同じ実物の商品も手に入るといった今までにないECの楽しみ方を提供することも可能となります。
PhygitalX(フィジタルエックス)でNFTをもっと身近に!
今回、NFTマーケットプレイスPhygitalX(フィジタルエックス)の開発をしたBacoor.dApps株式会社に話しを聞き、新しい取引体験の可能性を知ることができました。今後、多くの企業やクリエイターたちが利用し、近い将来NFTが一般消費者の身近な存在になることが期待されます。
PhygitalX(フィジタルエックス)のマーケットプレイスは下記のURLからアクセスください。
PhygitalX | https://phygitalx.io/ |
Bacoor dApps株式会社 | https://www.bacoor.io |