Binance(バイナンス)の口座開設は日本人でもできる?登録方法や口座開設の方法を解説!

仮想通貨を始めたいけど、どこで口座開設をすれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。年々新しい取引所が作られていくなかで、取引所をどこにするかは頭を悩ませる問題です。そんな方におすすめな取引所がBinance(バイナンス)です。

バイナンスは、世界中で利用されている仮想通貨取引所です。世界最大級の取引所といわれており、強みを活かした魅力的なサービスを提供しています。日本人ユーザーの数も増えてきており、仮想通貨の取引をするなら口座を開設しておきたいところです。

そこでこの記事では、バイナンスの基本情報や口座開設方法、メリット、注意点をまとめて紹介します。どこで仮想通貨取引所を開設しようか迷っている方やバイナンスを使ってみたいと考えている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

目次

そもそもバイナンスとは?

バイナンスとはどのような仮想通貨取引所なのでしょうか。バイナンスの基本情報をまとめたので、詳しく見ていきましょう。

バイナンスは香港を拠点にしていた仮想通貨取引所

バイナンスは、2017年に香港を拠点として設立された仮想通貨取引所です。2017年に中国政府によって仮想通貨の規制が強まったことで、現在は中国国外に本社とサーバーを置いています。日本円での取引はまだできませんが、日本での活動も強化していく方針です。

CEOはバイナンスを立ち上げた、Changpeng Zhao(チャンポン・ジャオ)氏が務めています。立ち上げから8ヶ月で世界最大級の取引量を誇る企業にまで成長しました。

バイナンスの基本情報

ここでは、バイナンスの取引銘柄数や手数料、会社情報などの基本情報を表でまとめました。銘柄や手数料の情報は仮想通貨取引ではかかせないものなので、しっかりと確認しましょう。

取引銘柄数350種類以上
取引所手数料0.1%
入金手数料無料
出金手数料0円~、通貨によって異なる
最大レバレッジ125倍
公式HPhttps://www.binance.com/en
日本語対応現在はなし
アプリあり

バイナンスでは、350種類以上もの銘柄を扱っています。有名なビットコインやイーサリアムはもちろん、マイナーな仮想通貨の取り扱いもあります。

入金手数料は基本無料です。出金手数料は通貨によりますが、0円から取引ができるので初心者にもうれしい内容です。

日本国内では最大レバレッジが2倍なのに対し、バイナンスではなんと125倍です。そのため、ハイレバレッジでは高収益を見込むことができます。リスクは負いますが、一度に大きな利益を狙うことが可能です。

また、過去には日本語対応をしていたバイナンスですが、日本の金融庁の指導により日本語対応を廃止しました。現在では、公式サイト上で日本語を選択することができないので、Google翻訳を使ってWebページの翻訳をすると良いでしょう。ところどころ変な日本語もありますが、理解をするのに支障はないレベルです。

バイナンスに登録する方法

バイナンスは、ブラウザとアプリのどちらでも登録が可能です。ブラウザとアプリで用意するものや登録方法はほぼ同じですが、ブラウザの場合は公式サイトから、アプリの場合はインストールしたアプリから登録するという違いがあります。詳しいやり方には大きな違いはないので、自分が登録しやすい方法で登録をすると良いでしょう。

日本の金融庁から指導は入っていますが、日本人でも問題なく登録できます。

口座開設に必要なものを用意する

バイナンスで口座を開設する際には以下の3つが必要です。

  • メールアドレス
  • 本人確認書類
  • スマートフォン

メールアドレスは、初期段階で必要です。普段使いのもので問題はありませんが、携帯会社のキャリアメールよりかは、GmailやYahoo!メールといったフリーアドレスを使うほうがおすすめです。

本人確認をしなければ取引ができません。そのため、本人確認書類は必ず用意してください。本人確認書類としてパスポート、マイナンバーカード、運転免許証などが認められています。

スマートフォンは、電話番号の登録と二段階認証の際に必要です。バイナンスを利用するにあたって、二段階認証はセキュリティを強化するために必須なので、必ず用意しておくようにしましょう。

バイナンスのアカウントを作成する

必要なものが揃ったらアカウントを作成していきましょう。アカウントを作成する手順は以下の通りです。

  1. 個人アカウントを作成する
  2. メールアドレスとパスワードを入力する
  3. 認証コードを入力する
  4. モバイル認証を行う
  5. 個人情報を入力する

本人認証を行う

1.個人アカウントを作成する

バイナンスは、個人利用と事業利用と2つの種類のアカウントがあります。多くの方は法人ではなく、個人で利用するので「個人アカウント」を選んでください。

個人アカウントで登録をしたら、画面表示に従って情報を入力していきます。

2.メールアドレスとパスワードを入力する

個人アカウントを作成したら、メールアドレスとパスワードを入力します。メールアドレスは普段使いのフリーアドレスを登録しましょう。また、パスワードは短調で短すぎないものがおすすめです。登録内容を忘れるとログインができなくなる恐れがあるので、登録アドレスとパスワードはメモをしておくと良いです。

3.認証コードを入力する

メールアドレスを登録して、登録画面の「コードを取得する」を押すと、バイナンスから認証コードが届きます。届いた認証コードをメール認証コード欄に入力しましょう。コードは6桁の数字で構成されており、取得から30分有効です。

取得コードが届かない場合は、メールアドレスを間違っているか迷惑メール扱いを受けているかのどちらかなので、再度確認をしてみましょう。

4.モバイル認証を行う

メール認証の次は、電話番号を用いたモバイル認証を行います。電話番号を入力してコードを取得すると、電話番号宛に認証コードが送られてきます。

万が一認証コードが届かない場合は、再度コードを取得するか音声による認証が可能です。メール認証と同様に、コードは6桁の数字で有効期限は30分なので注意をしましょう。

5.個人情報を入力する

認証が済んだら個人情報を入力していきましょう。国籍、氏名、生年月日、居住住所などを入力します。

入力後は本人認証に進みます。

6.本人認証を行う

個人情報を入力し終えると、本人認証の項目が表示されます。本人確認書類の写真を撮影しブラウザ上にアップロード、もしくはアプリから本人確認書類の認証を行いましょう。

本人確認が終われば、アカウントの登録が完了です。

本人認証は必ずするようにする

バイナンスで取引をするためには、本人認証が必須です。以前は認証をする必要がありませんでしたが、2021年の10月からは安全な環境を整えるために本人確認が必須になりました。

すでにアカウントの登録が済んでいる既存ユーザーでも、本人確認をしないと出金や注文の取り消しなどができなくなるので、既存ユーザーも登録が必須です。

二段階認証でセキュリティを強化するようにする

バイナンスを利用するときは、セキュリティの強化のために二段階認証を設定しましょう。二段階認証にしておくことで、ハッキングや不正利用を防ぐことが可能です。

今回は、GoogleAuthenticatorを使ったGoogle認証と電話番号を利用したSMS認証の方法を紹介します。

Google認証

まずはマイページのセキュリティに入りましょう。セキュリティ設定内の「Binance(バイナンス)/Google認証 (推奨) 」を有効化します。有効化をするとGoogle認証アプリをダウンロードするよう促されるのでダウンロードをしましょう。

ステップを進めるとQRコードが表示されるので、QRコードをGoogle認証アプリで読み取ります。QRコードを読み取ると認証アプリ内に6桁のコードが表示されるので、これをメモして次に進みます。

次のステップでは、メール認証コードとメモしたGoogle認証アプリのコードを入力しましょう。入力が完了すれば、二段階認証設定が完了です。

SMS認証

Google認証と同様にセキュリティ設定に入りましょう。Google認証の下にある「電話番号認証」から設定が可能です。

電話番号を入力してコードを取得すると、SMSに認証コードが送られてきます。このコードを「電話番号認証コード」に入力しましょう。入力後に提出を押すと、二段階認証の設定が完了です。

Google認証よりも手数が少ないので、機械が得意ではない方はSMS認証をおすすめします。

バイナンスの入出金方法

バイナンスは日本円には対応していません。そのため、入出金方法をしっかりと確認しなければ、取引を円滑に進めることが難しいです。ここでは、バイナンスの入出金方法について紹介します。

バイナンスの入金方法

バイナンスでは3つの入金方法があります。

  • 国内取引所から仮想通貨をバイナンスへ入金する
  • 海外銀行を経由して入金する
  • クレジットカードから日本円を入金する

最も基本的な方法は、仮想通貨を国内取引所の口座からバイナンスの口座へ入金する方法です。国内取引所から送金手数料を取られますが、バイナンスは入金手数料がかからないので、コストを下げて送金をすることができます。

また、海外銀行を経由して入金することもできます。この場合は日本円を他国のお金に換えるため、為替手数料が発生することが多いです。取引額が大きくなればなるほど、手数料も大きくなるので注意をしましょう。外貨を持っている方なら手数料分が浮くので、コスパよく入金できます。

最近では、クレジットカードを使って入金することができるようになりました。しかし、日本のカードでは入金に制限があることが多く、誰もが使える方法とはいえません。VisaやMasterカードであれば入金できる可能性があるので、1度試してみると良いでしょう。手数料は、仮想通貨価格の3.5%か10USDのどちらか高い方になります。

バイナンスの出金方法

バイナンスでは2つの出金方法があります。

  • 銀行カードへ出金する
  • バイナンスから国内取引所へ仮想通貨を送金する

1つ目は、Visaの銀行カードへ出金する方法です。銀行カードへ出金後、日本円に両替します。出金手数料が1%かかり、さらに両替時にも手数料が発生します。ただし、為替レートをうまく利用することで手数料を実質無料にすることも可能です。

2つ目は、バイナンスの口座から国内取引所の口座へ仮想通貨を送金する方法です。仮想通貨ごとに手数料が変動します。日本でも取り扱いのある仮想通貨のビットコインかイーサリアムの移動が基本です。

バイナンスの入出金手数料

バイナンスは入金手数料は無料です。送金が無料な国内取引所を使うことで、手数料を抑えることができます。

出金手数料は銘柄によって異なります。有名なところでいうと、ビットコインは0.0002BTC、イーサリアムは0.00018ETHです。しかし、時期や状況で手数料は変動する可能性があるので、こまめにチェックするようにしましょう。

バイナンスで口座開設をするメリット5選

バイナンスで口座を開設するメリットは以下の5つです。

  • 安全性が高い
  • 取引手数料を安く抑えられる
  • 取り扱い通貨が多い
  • ゼロカットシステムでリスクを減らせる
  • 上場する通貨の抽選に参加できるチャンスがある

メリットを活かすことで、より収益性を高めていくことができます。順に見ていきましょう。

安全性が高い

バイナンスはセキュリティ強度が高く、安全性が高いです。2019年にハッキング被害を受けた際にセキュリティを強化し、それ以降1度もハッキングされていません。CEOが2022年の長者番付で19位に位置しており、しっかりと資金をかけてセキュリティ体制を整えました。

取引手数料を安く抑えられる

バイナンスの取引手数料は破格です。入金手数料が無料で、取引手数料も0.1%になっています。仮想通貨取引を行う際は、手数料が大きなコストとなることも少なくはありません。

手数料が少なく取引できるのは大きな強みだといえるでしょう。

取り扱い通貨が多い

バイナンスはビットコインやイーサリアムといった有名銘柄のほかに、マイナーな銘柄もあわせて350種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。今後、通貨の数は増えていくことが予想されていて、より選択肢を増やして取引することが可能になるかもしれません。

ゼロカットシステムでリスクを減らせる

仮想通貨は急激な価格下落が発生した場合に、ロスカットが行われる仕組みになっています。ロスカットとは、損失の拡大を未然に防ぐために強制的に決済する制度です。

ゼロカットシステムは、ロスカットが間に合わなかった際にその損失分を業者が負担してくれます。そのため、バイナンスではレバレッジを使った取引でも、安心して取引可能です。

上場する通貨の抽選に参加できるチャンスがある

バイナンスは、上場する通貨の抽選券が配布されます。取引所が金融機関と連携して審査を行うので、安全に新しい仮想通貨を獲得可能です。バイナンスコイン(BNB)の保有が条件なので、バイナンスを利用する際はバイナンスコインも購入するようにしましょう。

バイナンスで口座開設をするデメリット2選

バイナンスを利用するデメリットは以下の2つです。

  • 入金手数料が割増しになる可能性がある
  • 日本での利用が制限される可能性がある

入金手数料が割増しになる可能性がある

バイナンスはクレジットカードを使って日本円で入金をしようとすると、手数料が割増しになる恐れがあります。そのため、入金をする際は国内取引所からバイナンスに、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を送金する方法をとりましょう。

日本での利用が制限される可能性がある

バイナンスは日本の金融庁には許可を取っていません。そのため、日本での利用は金融庁の保護がなく、バイナンスが利用できなくなっても保証がありません。

現段階では特に利用制限はありませんが、今後日本での利用が禁止になる可能性もあることを視野に入れておきましょう。

バイナンスの登録ができない場合の原因と対処法は?

バイナンスに登録ができない原因は以下の2つが考えられます。

  • メール設定で迷惑メールにされている
  • アクセス禁止地域からアクセスしている

登録できない場合は、この2つに該当していないか確認をしてみましょう。

メール設定で迷惑メールにされている

仮想通貨取引所からのメールは、迷惑メールとして扱われている可能性があります。迷惑メールを確認してもメールが届かない場合は、受付拒否にしている可能性もあります。必ず受付拒否設定を解除するようにしましょう。

アクセス禁止地域からアクセスしている

バイナンスは一部海外地域からのアクセスを禁止しています。日本からのアクセスは問題ありません。しかし、海外からのアクセスを利用する場合は禁止地域に該当している可能性があります。

日本からアクセスをするようにするか、VPNを変えてみることでアクセスできるようになるかもしれません。

バイナンスを辞めたい場合はどうすればよい?

バイナンスではアカウントの削除ができません。辞めたい場合は、セキュリティ設定内の「アカウントアクティビティ」の「アカウントの無効化」を選択してアカウントを無効化してください。

ただし、アカウントを再有効化するには時間がかかるので、無効化をする際はよく考えてから行うようにしてください。

バイナンスの口座開設に関するよくある質問

バイナンスは海外仮想通貨取引所で、さまざまな疑問があるのではないでしょうか。ここからはその中でもよくある質問と回答を紹介します。

日本でも安全に利用ができますか?

バイナンスは日本の金融庁から無許可営業であると通告を受けていますが、現在でも日本国内の登録と利用可能です。しかし、今後の展開次第では、日本国内での利用ができなくなる可能性もないとはいい切れません。

現状安全に利用はできていますが、今後の展開次第では制限が設けられる可能性はあります。日本国内での利用ができなくなった際には、全て自己責任で解決しなければならないので、お金が返ってこないこともあるかもしれません。

メールアドレスを変更できますか?

メールアドレスの変更は可能です。セキュリティ設定からメールアドレスを選択し、変更を押せばできます。メールアドレスを変更した際には、再度認証が必要になるので、認証を確実に行うようにしましょう。

スマホでも利用できますか?

バイナンスはスマホでも利用が可能です。スマホの場合はブラウザとアプリのどちらも使えるので、好みに合わせて選択ができます。アプリの機能が非常に高いので、スマホで利用する場合はアプリがおすすめです。

バイナンスに口座開設をして資産を形成しよう

今回は、海外仮想通貨取引所のバイナンスを紹介しました。バイナンスは最大規模の取引所で、仮想通貨取引に欠かせません。

本記事を参考に、日本における将来的なリスクも考慮に入れながら、バイナンスを利用した幅広い仮想通貨取引を始めてみてはいかがでしょうか。

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